地図へ戻る     一覧へ戻る     トップへ戻る     

 県境稜線の旅

五波峠〜権蔵坂
概要  権蔵坂は、福井県おおい町名田庄・染ヶ谷から五波峠へ行く途中から、京都府の美山町へ越える峠である。福井県側から、権蔵坂に至るルートは、まだ踏査できていない。
  県境稜線のこの区間は、複雑な地形であり、地図とにらめっこしながら、慎重に進む必要がある。ただし、ルートには、山歩仲間の方の付けられた虎テープがあり、また、この区間のほとんどで、福井県側が杉の植林、京都府側が自然林となっているので、その境界を歩くようにすれば、比較的迷わずに歩くことができる。当然、一般の登山道はないが、昔じゃまをしていた熊笹がほとんど消えていることから、藪漕ぎの必要はなく、スムーズに進むことができる。
コース案内 (権蔵坂〜五波峠)
 表題とは、逆になるが、権蔵坂から五波峠に至るコースを紹介する。
 権蔵坂からは、杉林の中を登っていく。右側が杉のパターン、左右自然林のパターンが現れ、その先で細長いピークとなる。最高点が、P692で、標識がある。再び、福井県側が杉のパターンに戻り、下っていくと鞍部に着く。その先で、分岐となっており、前方のピークに登らず、杉の境界に沿って右に下っていく。この辺りは、少しややこしい所である。すぐに、トラバースルート入口と表示された地点に着く。トラバースルートは、さらに直進していくが、ここは左折し、杉の境界線に沿って左手方向に一旦下り、正面の尾根を登っていく。
 登ったピークが、P682で、標識が設置されている。ここからは、右に折れて、杉林境界を進む。この先の小ピークを越えた鞍部が、坂谷源頭で、標識がある。ここからは、急登となり、やがて中山谷山分岐に着く。中山谷山は、左手方向で、五波峠は右に進む。逆コースで来た場合、中山谷山方向に直進しやすいので、注意が必要である。
 ここからは、尾根はなだらかとなり、ちょっと下った鞍部は平らな地形となっている。次のコブでは、熊笹が現れ、少し歩きにくい。次の小ピークでは、右の杉林側に回りこんで下っていく。
 この辺りからきれいな林が、五波峠まで続いている。広い尾根の中、笹原を気持ちよく進んで行くと、石碑のある五波峠に着く。
参考タイム  権蔵坂→15分→P692→20分→トラバースルート分岐→10分→P682→15分→坂谷源頭→10分→中山谷山分岐→30分→五波峠

(逆コースも、ほぼ同じコースタイムで歩けると思われる。)
地図
参考
リンク
 
(以下の情報は、あくまで山行時点での様子です。現時点でどうかは不明です。)