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 県境稜線の旅

西畑越(オバタケダン)〜知井坂
概要  知井坂は、福井県おおい町名田庄堂本から京都府美山町の知見へ抜ける峠道で、現在は両側とも八ヶ峰への登山道として使われており、よく整備されている。
 西畑越のオバタケダンから知井坂までは、概ね踏み跡程度の道があり、道のはっきりしない所も、藪漕ぎするほどのことはない。ただし、間違って迷い込みそうな尾根もいくつかあるので、地図を確認しながら慎重に進む必要がある。
 また、この区間、稜線上は自然林で、植林を見ることはない。
 オバタケダン〜P706までは、概ね道も良く、周囲の林も美しい。P706から東側は、枯れた熊笹があったり、潅木や倒木が道の邪魔をする所もあって、少し歩き難い。また、周囲の林も、自然林ではあるが、樹齢が若く、そうきれいではない。そして、最後のP772を下り始めると、再び美しい林が広がる。
コース案内  オバタケダンから少し戻り、分岐を北側(棚野坂方面から来た場合は、左折)へ下っていく。このあたりは、両側ともきれいな林が広がっている。急な坂を下り、次の小ピーク(670m)では、右に回りこんで行く。知井坂へ向かう場合は、自然と右に回りこんで行くが、逆コースの場合、P597へ続く尾根に迷い込まない様に注意が必要である。このピークを越えると、笹原となり、左手に送電線鉄塔が見える。尾根は右へ、左へと曲がり、2つのピークを越えて、さらに登ると、送電線鉄塔の建つピークに着く。ここまで、オバタケダンから約1時間である。なお、1番目のピークには左手に巻き道があり、その巻き道を進むと、北に延びる尾根に誘い込まれるので、注意が必要である。
 鉄塔ピークからは、右折して下っていく。直進するのは送電線巡視路なので、注意が必要である。この辺りは、送電線巡視路として使われており、道は大変良い。しばらくこの良い道を進むが、P706付近で、右へ送電線巡視路を分ける。この分岐の先からは、熊笹が行く手を少し邪魔する。さらに進み、P720を過ぎると、熊笹と潅木が少しうるさい。いくつかの小ピークを越えて進むと、尾根が広くなり、きれいな林の広がる広場のような所に出る。その先は、すぐにP721であるが、道は北側を巻いている。鉄塔のピークから、P721までは、約1時間の道のりである。
 P721を下り、小ピークを越えて、さらに急坂を登っていくと尾根に突き当たる。ここは、地図上で北向きから東向きに90度折れ曲がる地点であり、右に曲がる。なお、逆コースで来た場合、直進してしまうので、最も注意を要する地点である。ここからは、なだらかな下り、登りが続き、左手には、林道が見える。やがて、P745に続く尾根を分岐するが、この尾根にも明瞭な踏み跡があり、この尾根にも誘い込まれないように注意が必要である。ここからもなだらかな尾根が続くが、所々、熊笹が混んでいたり、倒木、潅木などに邪魔されて、歩き難い所もある。やがて、P772に着くが、そこを下り始めると、森の様子が変り、太いブナなどのきれいな林となる。一旦下り、最後のピークを目指して登る。最後のピークでは右折するが、ここは、逆コースの場合、直進し、北に向かう尾根に入りやすいので、ここも注意が必要である。このピークから下りだすと、左手の下に、林道のような太い道が並走するようになる。やがて、稜線とこの道が合流する。なお、太い道から稜線への入口には、小さな標識やテープの目印がある。この道に合流すれば、すぐに八原に下る道を右に分岐し、さらに進むと、知井坂の看板のある地点に着く。P721から知井坂までは、1時間50分程の道のりである。  
参考タイム オバタケダン→(1時間)→送電線鉄塔のあるピーク→(1時間)→P721→(1時間50分)→知井坂

(逆コースもほぼ同じ時間で歩ける)
  
地図
参考
リンク
丹波やまだよりのHPより「知井坂からオバタケダン」
http://www.net-work.ne.jp/~y3939/obatake_07_11_.html
(以下の情報は、あくまで山行時点での様子です。現時点でどうかは不明です。)