山名 | 三国岳(峠)(776m) | 地図 | ![]() |
概要 | 全国で三国と名の付く山はたくさんあるが、この三国岳は、若狭、近江、丹波を分けている山である。この山は三国峠と称されることもあるが、この地域では、一部、ピークを峠と呼び、峠を坂と呼ぶ。 この三国岳周辺には、それぞれの国に越える峠や坂が多くあり、木地師がよく使っていたといわれている。三国岳の西側には、野田畑峠が、また、東側にはクチクボ峠がある。両方の峠とも根来坂や知井坂のように当時の街道といった大きなものではなく、村と村をつなぐ小規模な峠道の一つであったと考えられる。 |
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写真 | ![]() |
【主なコース紹介】 (ガイドブック「若狭の山々」では、すべてのコースを詳しく紹介しています。)
コース名 | クチクボ峠経由で三国岳(峠)へ | 野田畑峠経由で三国岳(峠)へ |
難易度 | 一般コース(初級) | 上級コース |
概要 | おおい町名田庄・虫鹿野集落先にある挙原集落跡を通過し、左手に合子谷谷林道を分け、1km程鍋窪林道に入った所で車を止める。ここから1時間30分の林道歩きとなり、林道の6回目の曲がり角の左手が登山口である。尾根上を進むと40分で677mピークに着き、右折し下っていく。15分でクチクボ峠に着き、その先はブナ林の中の一直線の登りとなる。30分で、長池と呼ばれる湿地の横を通り山頂に着く。 | おおい町名田庄・永谷集落に車を止め、林道を30分歩く。ここから沢に入り、30分で右の尾根に取り付く。何ヶ所かわかり難い所があるので、慎重に道を探しながら進む。1時間で、野田畑峠に出るが、その手前は地形が複雑で、目印のテープだけが頼りとなる。峠からは、京大演習林の中を沢沿いに下っていく。40分で、杉尾坂へと続く道に出、反対側の長次郎作業小屋へ向かう。25分で、小屋の手前の分岐に着き、そこを左折し三国岳に向かう。道ははっきりしており、50分で山頂に着く。 |
所要時間 | (登り)3時間 (下り)2時間15分 |
(登り)4時間 (下り)3時間45分 |