山名   多田ヶ岳(712m) 地図
概要  小浜市街の南、南川を隔てて位置し、華麗な勇姿を見せる多田ヶ岳は、北側の山麓に式内多田神社、多田寺があり、山名はこれによるという。別名長尾山ともいう多田ヶ岳の周辺には多くの寺社が点在しており、昔から信仰の山として山麓の住民に親しまれ、小浜市民にとっても、最もなじみの深い山である。
 また、この山は高さも、道のりも手頃で、山好きの者には格好の山でもある。さらに寺社巡りと登山とを組み合わせれば、興味深い山行となろう。加えて庭園のような山頂からは、360度の展望を心ゆくまで味わえ、その素晴らしさが感慨を一層深めさせてくれる。
写真

【主なコース紹介】 (ガイドブック「若狭の山々」では、すべてのコースを詳しく紹介しています。)

コース名 野代から多田ヶ岳へ 多田から多田ヶ岳へ
難易度 一般コース(初級) 一般コース(初級)
概要  妙楽寺から瀬波戸の滝まで林道を歩く。ここから山道となり、しばらくで最初の杉林を通る。さらに進み、最後の杉林を直登すると、野代山を巻くように水平に進む。やがて稜線に出るが、ここまで寺から1時間30分である。ここからは多田谷を大きく回り込むように稜線上を進み、50分で多田への分岐に着く。ここから20分急登すると山頂に着く。  多田寺を過ぎ、4km、1時間20分林道を歩くと登山口に着く。いきなり杉林の急登となる。途中布ヶ滝を見ながら進むと、40分で沢を渡り、沢沿いの道を進む。炭焼きの窯跡のある二又を左に登っていくと、40分で野代からの道と合流する。ここから20分急登すると山頂に着く。
所要時間 (登り)2時間40分
(下り)2時間
(登り)3時間
(下り)2時間10分

このほか、沢登コースとして蛇谷もあります。

地図へ戻る     一覧へ戻る     トップへ戻る      最新情報へ